事故の相手が自動車保険に入っていない!無保険車?

任意の自動車保険はドライバーの常識?ところが現実はそうではありま

せん。実は、任意の対人賠償保険への加入率は、公道を走るクルマ全体

の約71.2%(2006年3月末損害保険料率算出機構調べ)、任意

の自動車共済を含めても約85%にすぎないそうです。つまり、10台

のうち1.5台までが任意の対人保険に加入していないのです。対物賠

償も同程度の加入率です。もしそんな相手と交通事故をおこしてしまっ

たら?場合によっては、これから紹介する事故のように、治療費や修理

代が補償されないこともあるのです。

補償されると思っていたのに・・

「いつも通っている見慣れた交差点。いつも通り自動車で会社へ向かっ

ていました。

突然、自動車の右側からミニバイクが飛び込んできたのです。そしてあ

っという間に右前輪付近に激突され、私はとっさに急ブレーキをかけ、

ハンドルを左に切り避けようとしましたが、努力もむなしく、相手は

軽々とボンネットに乗り上げ、その後地面に転がり落ちました。私の自

動車はガードレールに激突!

わたしは、相手を助けようと車を降りようとしましたが、自分自身の首

にも痛みが走ります。痛む首と腰をなんとかかばいつつ、ライダーのも

とに駆け寄ってみました。相手は怪我をしているものの、意識はしっか

りしていました。私はとりあえずホッと一息ついてから、すぐに救急車

を手配。それから警察に電話して到着を待ちました。

相手に確認しないで飛び出したこと確認したところ、素直に認めまし

た。さらに加入保険会社も尋ねてみました。車の修理代と治療費を補償

してもらう必要があるからです。ところが…なんと彼は自動車保険には

入っていないというのです。
どうしたよいかわからなかった私は、警察

の現場検証と取り敢えずの治療を終えて、すぐに自分の加入保険会社に

事故の連絡をしました。

「相手が自動車保険に入っていないのなら、その人からの補償は困難で

す。」これが保険会社の担当者からの返答でした。そしてさらに「問題が

もう一つあります。私が契約している保険内容だと、治療費や修理代も

補償されません」と言うのです。

私は呆然としました。しかし、補償されないものは仕方がありません。

結局、治療費と修理代を合わせて80万円を自己負担することになって

しまいました。その後、保険代理店に相談し、ミニバイクの相手の自賠

責保険に被害者として請求を起こし治療費を回収できました。

しかし、愛車の修理代は取り敢えず自己負担し、賠償資力の無い相手か

ら毎月分割で返済して貰うことになりました。

今考えると、もしこの事故で入院や後遺障害が残って何年も働けないな

んて状態になっていたら・・・ゾッとします。相手の自賠責保険では治

療費や慰謝料などの損害は120万円が限度だそうです。」
レッドカード
何とか、解決ができそうで良かったですね。この様に、相手に賠償資力

が無い場合や任意の自動車保険未加入の場合被害者は大変なことになり

そうですね。特にミニバイク等は自賠責保険のみで、自動車保険未加入

車が多いみたいですね。また、外国の方なども無保険車や、事故未解決

のまま、帰国なんて事にもなりかねません。

自動車事故で自分は悪くない!というケースの場合も相手が完全に補償

してくれるなんて保障はどこにもありません。相手が保険に入って無

い・お金もないなんて場合は自分で自分を守るしか無いと言うことなの

です。保険の加入の仕方によっては、治療費や修理代も問題なく補償さ

れるはずでした。

保険に加入するときは、無保険車がいるということも念頭に入れて検討

したいですね。補償の内容をよく確認して加入するようにしましょう。


補償内容の広い保険を選んでいれば、万が一無保険車と衝突しても万全

の補償が受けられますよ。